3月17日、福岡県内の経営者何名かで、雨の降るなか熊本県菊陽町にあるTSMC/JASM工場の見学に行きました。見学と言っても、外周を廻るだけでしたが、学ぶものはありました。
もう20年程前、佐賀県に某社の半導体工場があり、そこの生産管理システムの保守改善を行っていたので、窓のない巨大な工場の内部がどの様になっているのか、だいたい想像は付きました。
従業員は1700名程度が働いているということなので、私の知る頃と比べると、かなり自動化が進んだように感じられましたし、機密保持という面ではかなり厳重だなという印象を受けました。
周辺を廻りましたが、水田が広がるなかに工場があり、結構違和感を覚えました。水の問題はありますが、行橋市でもこの規模の工場誘致は可能じゃないだろうか。
アパート建設や宅地開発があちらこちらで行われていました。町が急激に大きくなろうとしていますが、長期スパンの町づくりが避けては通れません。半導体というのは戦略物資でもあり、今の供給がいつまで求められるのか、見極めは必要だと感じました。それでも町づくりへの起爆剤としての半導体の役割は大きなものであることは間違いはありません。